東久留米のマンション売却のポイント

東久留米市でマンションを売却するときのポイント

土地には土地の、一戸建てには一戸建ての、そして、マンションにはマンションならではの売却のポイントがあります。特にマンションは土地や一戸建てと異なり、売買が頻繁に行われますのでライバルも多く、どのような戦略でいくかをきちんと考えておかないと場合によってはかなり不本意な結果になりかねません。

ここでは特に東久留米市でマンションの売却をお考えの方のために売却のポイントをご紹介しますので、参考にしてください。

東久留米市の土地柄、アピールポイントを把握する

長年東久留米市にお住まいの方なら充分に東久留米市のことをご存知だとは思いますが、そうでない方もいるかもしれません。

土地柄を知るということは、そこに住む人がどんな人か、つまり、購入者像を把握することになりますので、事前に知っておくべきです。そうでないと、相手と交渉がしにくくなってしまいます。

東久留米市は東京のなかでも子育てに最適とされる地域の1つです。東京都でありながら、平成の名水百選に選ばれるほどの清流が街を流れ、自然も豊か。都会の喧騒からは一歩離れ、全体的に穏やかで過ごしやすい地域です。

大規模な団地が多く、ベッドタウンとして学校、図書館、公園などの公共施設が整備されています。児童の居場所づくりを事業として行政で取り組んでもいます［注1］。

交通の中心となっているのは西武線。30分もかからず池袋駅までつきますので通勤に大変便利です。道路も新青梅街道、所沢街道、新小金井街道などがあり、休日のレジャーにも最適といえます。

東久留米市は穏やかで住みやすく、便利な公共施設も過不足なくあり、それでいて通勤にもレジャーにも便利と、特にファミリーには住みやすい地域といえます。もちろん、静かで自然にも恵まれていることから年配の方にもアピールしやすいでしょう。

住環境にもこだわりがあり、非常に住みやすい土地と言えそうです。

［注1］児童の居場所づくり事業／東久留米市

http://www.city.higashikurume.lg.jp/kurashi/kosodate/1007286.html

マンション売却に適した時期を知る

マンションの売却については、転勤、離婚といった事情から緊急に売却しなければいけないという状況はもちろんあるでしょう。そうなれば、期限を区切って、多少妥協しても売却しなくてはいけなくなります。

しかし、理想をいえばやはり一番売却に適した時期をつかみたいもの。そうしないと、考えている以上に大幅に損をしてしまうこともあるからです。

不動産業界の立場から近年の全体的な流れを見れば、中古マンションの価格は上昇傾向にあります。東日本不動産流通機構のレポートによると、2012年の中古マンション売却時の1平方メートルあたりの単価は54.5万円。それに対し、2015年初頭では65万円にまでなっています［注2］。つまり、2年間で10万円も上がったわけです。

しかし、それも地域によって著しく差があります。過疎化しているような地域でこのように上昇しているはずもありませんし、同じ都市部でも人気のある地域とそうでない地域では上昇の幅が違います。

そればかりではなく、同じ地域でもマンション自体の築年数、周囲の環境などで差が生じるでしょう。

周囲に他に新しく魅力的なマンションが建てば、価格は下がる可能性もあります。逆に、大型商業施設ができれば上がることも。

このように、総合的な状況判断の上で売却のベストタイミングを図りながらも、これ以上の価格上昇が望めない場合は見切りをつけて売却したほうが吉です。

［注2］首都圏不動産流通市場の動向（2015年）／公益財団法人東日本不動産流通機構

http://www.reins.or.jp/pdf/trend/sf/sf_2015.pdf

競合マンションをチェックし、売り出し価格を決める

マンションを売却するとき、価格を決めることなりますが、価格を決める判断材料として最も参考にすべきなのはやはり競合マンションの価格です。もちろん、不動産会社も把握しているでしょうが、自分でも情報収集しておくことがおすすめです。

情報を集めとして利用できるのは、SUUMO、HOME'S などの不動産ポータルサイト、大手や地元の不動産会社のサイト、それから、折込チラシも使えます。駅からの距離、マンションの間取り、築年数などできるだけ新しい詳細な情報をチェックしておきましょう。

しかし、一方で情報に振り回され過ぎないということも大切といえます。特に売却したい時期に同じようなマンションが複数市場に上がっている場合、相手の動向に一喜一憂しすぎると消耗してしまうことも。

一旦情報を集めたら、自分で最終的にこの価格なら売却してもいいという許容範囲を決めておくようにして慌てないようにしましょう。

不動産会社を選ぶポイント

売却のパートナーとなる不動産会社選びはとても重要です。大手不動産会社ならそのネームバリューで購入者が集まりやすく、話もまとめやすいでしょう。地元密着型なら、独自の情報網があり、購入者に安心感を与えてくれるでしょう。

不動産会社決める時、不動産会社が査定額を提示してきますが、単にその価格のみを参考に決定するのは避けるべきです。その不動産会社のみで売却を行う専任契約を結びたい会社の場合、価格を高めに提示してくることが多いので、本当にその価格で売却できるかは疑問だからです。

購入する側からすれば、むやみに相場より高い物件をわざわざ購入したいと思うわけがありません。だから、結局いざ売却するとき、思っていたよりもずっと価格を安くすることになりがっかりするということも。そうならないためには、前記した通り、自分でも相場を把握しておき、不動産会社の査定額を鵜呑みにしないことも大切です。

不動産会社選びについては、会社の信用度もありますが、担当者の人柄も大切といえるでしょう。パートナーとして信頼できるか、誠実に仕事をしてくれそうか…そうしたことをよく考えて判断するようにしましょう。

「どうしても相手のことが信用できない！」という状況だと、後悔が残ってしまうことが多いです。

内見の準備は怠りなく

内見に来てくれるということは、少なからず購入の意思があり、現地にて直接目で見たいこと、知りたいことがあるということです。こちらとしては大切な機会ですので、充分に準備して出迎えましょう。

自分で対応せず不動産会社の担当者任せであっても、住人ならではの情報、買い物の場所、朝夕の日当たり、公共施設の充実度などは伝えておくとよいでしょう。マンション周辺の治安、マンションの住人の人柄、地域のコミュニティなども特別な情報があれば提供するようにしたいものです。

それから、ネガティブな情報、騒音がある、周辺の環境にマイナスポイントがあるといったことも隠すことによって後でトラブルになりますので告知するようにしましょう。

部屋自体を、特に水周りをきれいにして出迎えことも大切です。

また、この時点で価格の下限は決めておくほうがよいでしょう。

東久留米市のマンション価格の相場をチェック

最後に東久留米市のマンション価格の相場をお伝えしておきますので、参考にしてください。

平均データ

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